週刊少年ジャンプ 2018年21・22号(2018年4月23日発売)

■掲載漫画ピックアップ
jump_2018.21・22
●『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
ビッグ・マムの魔の手からなんとか逃れられたルフィたち。ペドロが自分を迎えに来たせいで命を落としたと知ったサンジは、キャッロトに泣きながら「恩返し」だと慰められる。一方、島に残ったプリンは、自分だけの大切な思い出を手に涙していた。鏡世界では、ブリュレとカタクリが兄と妹の絆をさらに深める。さまざまな思いを抱えながらも、ルフィを逃がすために加担した者たちの戦いは終わらない。そしてまた新たなステージへ──!!

●『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
バイヨン卿に追い詰められたかのように見えた子供たちだったが、実はそれも想定済の計画だった?!ルーカスたちが小さな子供たちと身を潜めている抜け穴は、森の中にある5つの出口につながっている。わざとそこにバイヨン卿を呼び込めば、地の利がある人間側の方が有利だ。泳がせていたつもりでまんまとおびき寄せられていたことにようやく気付きながらも、ただで死ぬわけにはいかないと、ルーカスとの相打ちを狙うが──!?

●『BUILD KING』(島袋光年)
自然の森の中で、動物たちにその身を守るための「家」を作るクギは、「ツーバイフォー」という名の家“と”暮らしている。関西弁をしゃべり、すべるギャグやツッコミをするツーバイフォーを狙って、何故か強盗を名乗る人間がやってくるが、あっという間に返り討ちにされてしまった。無垢なクギはそんな彼らを招き入れて食事を振る舞う。すっかり改心した彼らが言うには、とある組織に取引を持ちかけられて盗みに来たと言が、そのツーバイフォーの正体とは……?!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
ONE PIECE(尾田栄一郎) <巻頭カラー>
ハイキュー!!(古舘春一)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか) <センターカラー>
鬼滅の刃(吾峠呼世晴)
食戟のソーマ(原作:附田祐斗 作画:佐伯俊)
BUILD KING(島袋光年) <センターカラー> <読切>
呪術廻戦(芥見下々)
ノアズノーツ(池沢春人)
ブラッククローバー(田畠裕基) <センターカラー>
ジガ-ZIGA-(原作:佐野ロクロウ 漫画:肥田野健太郎)
銀魂(空知英秋)
火ノ丸相撲(川田)
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
ROBOT×LASERBEAM(藤巻忠俊)
トマトイプーのリコピン(大石浩二)
《休載》
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
ワールドトリガー(葦原大介)

【コメント】
『トリコ』の島袋光年先生の読切が、春の大型読切2連弾の第1弾を飾った。「食」の次は「住」を扱った内容だが、コミカルで人情味があり、さらにバトルまである充実ぶりで楽しませてくれるぞ!長らく低迷が続いていた『食戟のソーマ』は、ここに来てえりなの活躍が光り、浮上してきた。なんとか食らいついている新連載陣は『呪術廻戦』だけでなく、『ノアズノーツ』も上がってきている。新たな仲間も加わりそうなので、まだまだ期待したいところだ。下位固定になりつつある作品群もポテンシャルは非常に高いので、本誌の全体的な若返りの変化を期待したい。次号はGWの兼ね合いもあり、5月2日(水)の発売となる。単行本も多く刊行されるので、GW後半はじっくり漫画を楽しんでみては?