アニメ放送間近!脱力系SFロボットギャグ『宇宙戦艦ティラミス』

【あらすじ】
宇宙暦0156年、人類が宇宙空間で戦争を繰り広げている時代。地球連邦に所属する青年・スバルは人型兵器「デュランダル」を自在に操り、戦場で活躍するエースパイロットだ。だが彼は人づきあいが苦手で他のクルーになじめず、唯一落ち着ける場所が愛機のコクピット内だけという見事な引きこもり男子だった。そんなスバルが日々やらかす、数々の奇行を描いたSFギャグである――。

【みどころ】
いわゆるコミュ障・引きこもり的な主人公を扱った作品が増えている漫画界。ついにそのムーブメントはSFロボット分野にまで波及した。

内向的な主人公のロボ作品なら『ガンダム』『エヴァ』もあるし日本の伝統じゃないか……と思われるかもしれないが、こちらにシリアス要素はなく(絵柄だけは妙にシリアス)ひたすら脱力系のギャグ展開である。

イケメン青年が最新鋭のメカに乗りながら、コクピット内でやっていることといえば「串カツを食べようとして衣が飛び散る」「Tシャツを前後逆に着たまま出撃してしまい首が締まって酸欠に陥る」「艦長に内緒で拾ってきた犬を育てようとする」などシュールの極み。なんだかんだできっちり敵を倒して生き残る敏腕っぷりと、徹底したダメ人間描写のギャップがいい感じに笑いを誘う。

作品コンセプトは明らかに一発ネタ系なのだが、主人公だけでなく仲間のクルーまで変人が多かったり、生き別れた兄が敵勢力として登場したり意外にネタが続き、読者からの支持も上々。今年4月にTVアニメも放送がスタートする。

独特な作風から読者を選ぶ感は否めないが、そこはウェブ漫画誌「くらげバンチ」連載作。オンラインで何話か試し読みすることができる。ハマる人はとことんハマるはずなので、まずアニメ開始前に公式サイトを覗いてみると良いだろう。

【作品情報】
・原作:宮川サトシ 作画:伊藤亰
・出版社:新潮社
・刊行状況:4巻まで(続刊)
・掲載サイト: http://www.kurage-bunch.com/manga/tiramisu/