暑さも寒さもアイデアで乗り切れ『熱いぞ!猫ヶ谷!!』

熱いぞ!猫ヶ谷!!Vol.4 [DVD] 去年と変わらず今年の夏も暑い毎日でした。それに輪をかけたのが、原子力発電所の停止に伴う電力制限。政府の無策を国民がかぶる形になって、15%だか25%だかの節電目標まで掲げられました。ようやく一息つける状況になって振り返れば、なんとか乗り切ったなと実感できます。

暑さで話題になるのが埼玉県熊谷市。埼玉県の北部に位置し三方が山に囲まれた地形もあって、気温の上がりやすい都市です。そんな熊谷市とよく似た名前の架空の町、猫ヶ谷市を舞台に描かれた漫画が講談社「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、『熱いぞ!猫ヶ谷!!』(克・亜樹)です。

猫ヶ谷市は日本最高気温の48.4度を記録した町で、男性はアロハシャツ、女性は水着の着用が定められています。実際にそんな制度があったら問題になりそうですが、そこは漫画。登場するキャラクターもそれぞれに楽しんでいます。

漫画は主人公の高校生、伊吹冬斗(いぶき ふゆと)が、猫ヶ谷市に引っ越してきたところから話が始まります。たくさんの可愛い、しかも水着の女の子達に囲まれて、一段と“熱い”状況に陥ってしまいます。選択肢が多い中で、いろいろありましたが、無事落ち着くところに落ち着きました。

現実の熊谷市も、暑さ対策として町中に休憩所を設けたり、「涼しさ体感アート」作品を募集・設置したり、屋上や壁面の緑化に力を入れたりなど、様々な工夫をこらしています。また環境庁の肝煎りで“スーパークールビズ”なるものも推進されています。とりあえず夏の暑さは乗り切りました。しかし冬もまた電力需要が増す季節。今度はどんなアイデアが出てくるでしょうか。

【作品データ】
・作者:克・亜樹
・出版社:講談社
・刊行状況:全6巻

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