集英社の週刊少年ジャンプにて連載中の人気作品『ぬらりひょんの孫』。
今週で連載2周年を迎え、これまでにドラマCD化もされたこの作品だが、7月からついにアニメが放映開始される。
主人公は奴良リクオ。
一見普通の中学生なのだが、実は妖怪「ぬらりひょん」の孫、つまり妖怪の血を4分の1受け継いだ人間なのである。頼りなさげな昼の姿と、妖怪となった夜の姿。そのギャップがなんとも魅力的だ。
そしてそんなリクオの周りにいるのは個性豊かな妖怪たち。『ぬらりひょんの孫』は、リクオと妖怪たちの生活、そして戦いを描いている作品である。
アニメはBS11他で放映予定だが、注目すべきは出演キャストの豪華さだ。
主人公・奴良リクオを演じる福山潤をはじめ、リクオの幼馴染である家長カナ役の平野綾、雪女役の堀江由衣などパッと見ただけでも人気声優ばかり。これはドラマCDと同じキャスティングとなっており、ぬらりひょんファンだけでなくアニメファンにも嬉しいものとなっているのでは。そんな今人気の声優たちがどのようにリクオたちを演じるのか、期待したいところだ。
またアニメとなって動き出す妖怪たちも楽しみのひとつ。
さまざまな妖怪が登場する作品なだけあって、彼らがテレビ画面をどのように動き回るのかが気になってくる。原作では画面の見せ方が大変効果的なので、それがアニメにも生かされるのではないだろうか。
週刊少年ジャンプには『ONE PIECE』や『NARUTO-ナルト-』など既によく知られた大人気作品がいくつもあるが、『ぬらりひょんの孫』も今後それらに続く作品となっていくのでは。アニメ化で世間の注目を集めだしているだけあって、これから原作コミックスもさらに多くの人たちに読まれていくだろう。
KONAMIからカード・ゲーム商品化も決定しているということで、今後の動きに注目したい作品である。