アニメ放送間近!『双星の陰陽師』がカッコいい!!

【あらすじ】
子供の頃のトラウマで、陰陽師を辞めてしまった閻魔堂ろくろ(えんまどう・ろくろ)。幼い頃からその実力は抜きん出ていたが、2年前のある事件をきっかけにもう陰陽師の仕事はしないと誓う。そこへ突然空から少女が降ってきて──?!彼女の名は化野紅緒(あだしの・べにお)。実は京都の陰陽師であり、その中でも特別な資格を持っていた。二人が出会った時、新しい世界の幕が上がる!!

【みどころ】
初めは反発し合っていたろくろと紅緒の距離が近付いていく過程は、何と「夫婦になって子を作れ」と言われて、豪邸で一緒に住むようになるというぶっ飛んだところから。だいたい空から女の子が降ってくるなんて、どんなハーレムマンガだよ!?と突っ込みたくなるが、それは彼女が「禍野(まがの)」という異空間で戦っていたからだった。出会いはラブコメ的な二人だが、徐々に心を通わせていき、一緒に戦うことを覚えていく。
「陰陽師」を扱った作品は少なくないが、この『双星の陰陽師』はガチで素手喧嘩をする。護符や呪術も使われるが、ろくろはとにかく殴る、蹴る、ぶっ飛ばす!幼馴染の繭良(まゆら)や、十二天将の存在、ろくろに「パンツ野郎」と呼ばれているが、実は陰陽頭の土御門有馬(つちみかど・ありま)など、一癖も二癖もあるキャラクターが魅力的だが、倒すべき的である「ケガレ」の中でも人語を解し意志も持つ「婆娑羅(ばさら)」の存在も明らかになっていく。
そして紅緒の兄であり、婆娑羅でもあるかのような悠斗が現れる。今のろくろと紅緒の力では、悠斗を倒すことはできないと実感する二人は、悠斗が行ったと思われる「島」に行く権利を目指して2年間修行を続けるのだった。そしてその実力を試しに来たのは、幼い少女・斑鳩小夜(いかるが・さよ)なのだが、思わぬところで婆娑羅に連れ去られてしまう……!?十二天将である斑鳩士門(いかるが・しもん)の義理の妹であるが、小夜が連れ去られた時に彼が下した判断とは──?!
4月4日に最新刊8巻が発売し、6日からTVアニメの放送が開始する『双星の陰陽師』は、陰陽バトルで若干ラブコメ。しかしやる時はやるのがろくろである。動いて喋って音がする新しい『双星の陰陽師』を、しかとこの目で見よう!!

【作品データ】
・作者:助野嘉昭
・出版社:集英社
・刊行状況:1〜7巻(以下続刊)