週刊少年ジャンプ 2010年23号(2010年5月10日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『トリコ』(島袋光年)
トリコ達は戦いで負った傷を治すため、癒しの国「ライフ」へ。到着すると小松は早速”センチュリースープ”を作るためホテルへ戻る。他の面々は様々な方法で傷を癒そうとするが……。ついに新章「再生編」のスタートです。

●『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
エースとルフィの過去の物語。山賊ダダンに預けられたルフィは、必死にエースと友達になろうとする。ある日ルフィがエースを追いかけてたどり着いた先は、無法地帯「不確かな物の終着駅(グレイターミナル)」だった。エースとルフィの過去が、少しずつ明らかになってきました。

●『賢い犬リリエンタール』(葦原大介)
壊れてしまったRD-1。しかし、完全に消えてしまったわけではないようで──。今週で最終回を迎えたこの作品。誌上での人気はあまり伸びなかったものの、独特の作風は今までのジャンプ作品にはない面白さと温かさを持っていました。最終話も急ぎ足ではあったものの、きれいにまとまっていました。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
 トリコ(島袋光年)<巻頭カラー>
 NARUTO-ナルト-(岸本斉史)
 ONE PIECE(尾田栄一郎)
 べるぜバブ(田村隆平)
 ぬらりひょんの孫(椎橋寛)
 BLEACH(久保帯人)
 こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
 PSYREN-サイレン-(岩代俊明)
 SKET DANCE(篠原健太)
 家庭教師ヒットマンREBORN!(天野明)
 LOCK ON!(土田健太)
 いぬまるだしっ(大石浩二)
 黒子のバスケ(藤巻忠俊)
 HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
 バクマン。(大場つぐみ&小畑健)
 銀魂(空知英秋)
 詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。(古舘春一)
 保健室の死神(藍本松)
 めだかボックス(西尾維新&暁月あきら)
 賢い犬リリエンタール(葦原大介)<最終回>
 ピューと吹く!ジャガー(うすた京介)

【コメント】
今週は新章に突入した『トリコ』が巻頭カラー、『BLEACH』と『SKET DANCE』がセンターカラーでした。六騎聖との勝負で盛り上がりを見せている『べるぜバブ』も良い位置にいます。逆に順位を下げているのが『銀魂』。劇場版放映中にも関わらずこの順位なのが少し心配です。

また、『賢い犬リリエンタール』がついに最終回を迎えました。来週から2週連続で新連載が始まるそうですので、もう1本終了する作品があるのでは。

次週は新連載『メタリカメタルカ』が巻頭カラー。ファンタジーアドベンチャーということで、内容に期待したいです。自らの憎しみとの戦いを描いている『NARUTO-ナルト-』も引き込まれる展開で、上位をキープすると思われます。