全ページオールカラーで登場!『ブルーハイジ』の悲しみとは?!

【あらすじ】
ある事情から東京の高校を辞め、長崎の片田舎に引っ越してきた千賀相地(せんが・あいち)。兄の経営する旅館でやっかいになることになり、そこで宮坂理一郎(みやさか・りいちろう)に出会う。理一郎は下手くそな吹奏楽部員だった。お互いに長崎と東京のイメージを勝手に作り上げ、驚き合う日々。時間はゆっくりと流れていくが……。「ブルーハイジ」とは、りんどうの品種の一つで、花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」というらしい。相地の悲しみとは一体──?

【みどころ】
相地が東京の学校を辞めた理由を聞かず、「話したければ聞いてやる」という優しい兄。理一郎とはもう友達だろうと言うが、相地は「あんな奴嫌いだ」と言う。見かけは中性的で、旅館の女性も初めは相地が男だと思っていた。相地に一目惚れした理一郎の友人・真木も、自分は男に恋をしてしまったのかと焦る。しかし、初登校の日に、東京の学校の制服のまま学校に行ったら、赤いチェックのワンピースが浮いてしまうほどに目立つ女の子だった相地。真木は安心し、クラスの女子たちにも歓迎されるが、相地は誰とも一線を引いて接しようとする。
東京の高校で何があったのか、どうして遠い長崎に戻って来ることになったのか……それは合間合間に回想シーンとして表現されていく。東京の高校では吹奏楽部だった相地は、たまたま吹奏楽部を見に行くことに。過去の出来事を思い出し、心が痛む相地だったが、吹奏楽部に仮入部してみようと考える。
相地と理一郎の突っ込み合いが楽しく、空回りする真木がおもしろい。相地のことを「トーキョー」と呼んでいた理一郎だったが、やがてお互いに名前を覚えるようになる。相地は吹奏楽を通して過去の自分を吹っ切れるのか?!「女の子」になんてなれないと感じている相地の過去が気になる第1巻、好評発売中!

【作品データ】
・作者:ヤマダ
・出版社:講談社
・刊行状況:1巻〜(以下続刊)